ニキビは、皮脂の増殖、毛穴のふさがり、雑菌の繁殖などにより起きる皮膚病ですので、それぞれの状態に適した治療を行う必要があります。一般的な保険診療におけるニキビ治療は、

１）抗生剤の外用

２）ビタミンＢ２、Ｂ６の内服

３）重症例には抗生剤の内服

これが基本です。

その上で、自費診療であるピーリングやイオン導入、ニキビ後の赤みには光治療などを行います。

そして、日常のスキンケアが重量です。

一番重要なのは洗顔です。しっかりと皮脂を落とし、毛穴をきれいにし、皮膚に付着した雑菌を洗い流します。よく泡で洗うと書かれた説明書きがありますが、やさしくなでるように洗っていただければと思います。しっかり洗顔することで皮膚のバリヤーが多少弱りますので、しっかり保湿することも忘れてはいけません。

最近の化粧品にはピーリング剤が多少含まれることがあります。不要な角層の除去の目的で含まれており、刺激感がなければ、連続して使用していただいたほうが、お肌がきれいになると思います。また、ビタミン類を様々な目的で配合している化粧品が多数あり、ご自身のお肌の状態に合わせて選んで頂くのがよいかと思います。

2008-11-30 15:12:00

店長日記